こんにちは。セルインタラクティブの大塚です。
この記事は、セルディビジョングループと旭小学校の「マスコットキャラクター」プロジェクトについて、何編かに分けて紹介しています。今回は最終話、いよいよ完成編です。
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番外編 旭小のみんなが会社見学にやってきた!はこちら▷
セルディビジョングループ内でも、投票を行った
旭小学校で投票が行われているであろう同タイミングで、子どもたちの要望もありセルディビジョングループ内でも投票を行ってみることにしました。子どもたちに“巻き込む”ことの大切さを力説したからには、私自身もやるしかない。忙しそうなメンバーたちに申し訳なさもありながらお願いしてみると、たくさんの投票が!
愛のある、クリエイターならではの回答の数々。
同時に学校でも全校投票が行われていました。果たして結果は…?!
横浜市立旭小学校のキャラクター誕生!
子どもたちの“巻き込む”活動のおかげで630票にも及んだ全校投票により、ついにマスコットキャラクターが「あさひの丸」に決定しました。(当時の旭小のブログ)
実は、セルディビジョングループ内の投票でも一番人気は、あさひの丸でした。
「旭小学校」の学校名から朝日(太陽)をモチーフにしている。ニコニコ笑顔が、まるで元気いっぱいな旭小の子どもたちみたい。私も1年間を通して旭小の空気を肌で感じていたので、あさひの丸は旭小にぴったりだと思いました。
卒業の前日に。
立派にキャラクタープロジェクトを完遂した6年2組のみんなにも、いよいよ卒業の季節がやってきました。岩谷さん、しゅしゅさん、大塚は、卒業式の前日にも最後の挨拶に行きました。セルディビジョングループの投票結果の報告と、“サプライズ卒業プレゼントという裏ミッション”を兼ねて。
サプライズで、あさひの丸をデータ化して、ロゴも作りました。そして、卒業祝いのキーホルダーのプレゼントも。
キーホルダーはみんなとっても喜んでくれました。後日談ですが、中学に入学してから、通学バックに付けてくれている子もいるとか。
あさひの丸を広める活動は、引き続きみんなが続けていくようです。
これまで何度も訪れた6年2組の教室ですが、卒業式の前日はなんだかいつもと少し違う雰囲気でした。卒業という別れの寂しさや、すこしの緊張感、そして未来が楽しみな子どもたちの空気に触れて、私は今までの人生の節目を思い返してしまいました。中学生になるって、すごく大人になる気分だった。きっと大丈夫、未来は明るいぞ。
プロジェクト総括
あさひの丸はもちろん、今回出来上がった8つのキャラクターにも言えることですが、1年を通じて、玉置先生と何度も会話をして、できる限り精一杯子どもたちに伝えて、それを子どもたちも真剣に受け取ってくれたからこそ、旭小らしくて素敵なキャラクターになったんだと思います。
授業を重ねるたびに、子どもたちの成長にとても感銘を受けましたし、周りの大人や環境次第で、子どもはこんなにも自由で大きな翼を持てるのかと驚きました。プロジェクトを通して、私たちが学ぶことも多かったし、仕事や人生に活かせるものをたくさんもらいました。
私は、何歳になっても、この体験を忘れることはないだろう。
新緑の季節に始まったプロジェクトは、想像以上に素晴らしい形で終えることができました。
最後に、このご縁を繋いでくださったアーツコミッションセンターの皆様、益子校長先生、担任の玉置先生に改めて感謝を申し上げます。