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モネの絵に惹かれる理由と、脳について。

2025/12/24

セルディビジョン 山田 梨乃

ひさしぶりにブログを書きます、やまちです。🎄メリークリスマス🎄

ブログ当番が回ってくるたびに、「え、もう?」と月日の流れの速さに軽く動揺しています…

 

さて、突然ですがみなさん。
モネの絵を、実際に見たことはありますか?

 

印象派を代表する画家で、教科書にも必ず名前が載っている世界的な画家。
「絵のことはよくわからないが、名前は知ってる」という方が多いのではないでしょうか。

私はというと、モネの絵が大好きです。
モネの絵が大好きすぎて、大学時代には、アルバイトで稼いだお金を全額はたいてフランスのオランジュリー美術館にまで行ったくらい…!

 

 

モネの絵に囲まれてスケッチする子供たち。そんな幼少期うらやましい!

 

 

 

モネは「風景・モノそのもの」ではなく、
モノがまとっている“光”や“空気”を描いているように感じます。
絵を見ているだけなのに、
その場の温度や湿度、香りにふわっと包まれるような、不思議な感覚になるんです。

 

そんな中、最近ちょっと面白い「脳」の話を知りました。

 

 

アートを見るときの脳について

 

 

人間の脳は

・風景画を見るとき → 過去の実体験の記憶
・抽象画を見るとき → 過去の感情の記憶

をそれぞれ呼び起こし、絵に共感するそうです。

なるほど….と思いました。

 

モネの絵って、風景画ではあるけれど、
輪郭はぼんやりとあいまいで、タッチもざらっと粗く、どこか抽象画のようでもあります。

 

 

だからモネの絵を見ていると、
実体験の記憶」と「感情の記憶
その両方が同時に刺激されているのかもしれません。

 

 

風景画なのに抽象画のような解釈の余地がある絵。

どこかで体験したことのある光や空気を思い出すように
なぜか懐かしくて、あたたかいような柔らかな感覚になる。
その奥行きが、モネの絵の深みなのかなと思いました。

 

 

絵画の楽しみ方に正解はありませんが、
「いま、自分の脳のどこが反応しているんだろう?」
なんて考えながら見るのも、なかなか面白いかも。

 

 

ちなみに、そんなモネの展示が2026年の2月からアーティゾン美術館で開催されるそうです。
今からスケジュール帳にメモしています。

 

 

▽展覧会のWebサイト

https://www.artizon.museum/exhibition_sp/monet2026/

 

楽しみですねー!!!

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