ひさしぶりにブログを書きます、やまちです。🎄メリークリスマス🎄
ブログ当番が回ってくるたびに、「え、もう?」と月日の流れの速さに軽く動揺しています…
さて、突然ですがみなさん。
モネの絵を、実際に見たことはありますか?
印象派を代表する画家で、教科書にも必ず名前が載っている世界的な画家。
「絵のことはよくわからないが、名前は知ってる」という方が多いのではないでしょうか。
私はというと、モネの絵が大好きです。
モネの絵が大好きすぎて、大学時代には、アルバイトで稼いだお金を全額はたいてフランスのオランジュリー美術館にまで行ったくらい…!
モネの絵に囲まれてスケッチする子供たち。そんな幼少期うらやましい!
モネは「風景・モノそのもの」ではなく、
モノがまとっている“光”や“空気”を描いているように感じます。
絵を見ているだけなのに、
その場の温度や湿度、香りにふわっと包まれるような、不思議な感覚になるんです。
そんな中、最近ちょっと面白い「脳」の話を知りました。
アートを見るときの脳について
人間の脳は
・風景画を見るとき → 過去の実体験の記憶
・抽象画を見るとき → 過去の感情の記憶
をそれぞれ呼び起こし、絵に共感するそうです。
なるほど….と思いました。
モネの絵って、風景画ではあるけれど、
輪郭はぼんやりとあいまいで、タッチもざらっと粗く、どこか抽象画のようでもあります。
だからモネの絵を見ていると、
「実体験の記憶」と「感情の記憶」
その両方が同時に刺激されているのかもしれません。
風景画なのに抽象画のような解釈の余地がある絵。
どこかで体験したことのある光や空気を思い出すように
なぜか懐かしくて、あたたかいような柔らかな感覚になる。
その奥行きが、モネの絵の深みなのかなと思いました。
絵画の楽しみ方に正解はありませんが、
「いま、自分の脳のどこが反応しているんだろう?」
なんて考えながら見るのも、なかなか面白いかも。
ちなみに、そんなモネの展示が2026年の2月からアーティゾン美術館で開催されるそうです。
今からスケジュール帳にメモしています。
▽展覧会のWebサイト
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/monet2026/
楽しみですねー!!!

