こんにちは。
セルディビジョンの石橋です。
突然ですが。
みなさんはせっかちですか?
私はそこそこせっかちなタイプかと思います。
プライベートではのんびり、ぼんやりしているほうで、
自宅のあちこちの壁にぶつかっては、常にどこかに青あざがあるような生活を送っています。
でも仕事になると、急にスイッチが入ります。
簡潔!効率!端的に!
と、頭の中でリズムよく言葉が並ぶ。
今日は、そんな私が普段から考えている
「せっかち」と「共通言語」の関係について少しお話を。
少し長くなりますが、お付き合いください。
せっかちは、効率を求める場面では確かに役立つこともあります。
ですが、人とのコミュニケーションの場面では、
“共通言語”を持たない時に特に悪さをするなぁと感じています。
こちらは、「せっかちパラメーター(石橋の独断と偏見)」です。
見る人が見れば、「あぁ〜なるほど」と頷いてもらえるはず。
※それなりに自信あります。
おりちゃん、えっちゃん、ふじまさんは、まだパラメーター外。
せっかちタイミングを見れた際には、ひっそりパラメーターに入ります。
たぶん私や岩谷さんほどせっかちではないでしょう。
※これも自信あります。
似顔絵アイコンは、セルグループのメンバーそれぞれが作成したもの。
オフィスのロッカーに貼ってあるので、遊びに来た際はぜひ見てみてくださいね。
コミュニケーションをしていると、
同じ日本語を話しているのに、なぜか通じない瞬間があると思います。
そんな時に思うのが、
「共通言語で話せていないんだなぁ」ということ。
そして、同じ言語を使っているという過信から、
自分が使う“言葉”や“単語”が、相手にも同じように伝わっていると錯覚してしまう。
たとえば、日常のシンプルな会話で。
私が「りんごが好き」と言うとき、
その“好き”の中身は人によって違うかもしれません。
…では心の内は??
私は“歯ごたえ”が好き。
でも相手は“味”のことを言っている。
この場合、りんごという実物があるから
多少ズレてもすぐに修正できます。
でも、もっと抽象的な言葉。
たとえば「かっこいい」などになると、
途端に認識のズレが大きくなります。
…心の内は??
私にとっての「かっこいい」は“男性的で重厚なイメージ”。
でも、相手にとっては“爽やかで若々しいイメージ”。
全然違いますね。
この“ズレ”をなくすためには、
コミュニケーションに時間をかけるしかないと思っています。
相手が何を“かっこいい”と感じるのか。
どんな経験をして、どんな価値観を持っているのか。
もしかしたら、そういった背景を少しずつ知っていく必要すらあるかも。
でも現実では、毎回そんなことを聞いている暇などありません。
だからこそ、ここで“せっかち”が悪さをする。
簡潔!効率!端的に!
を優先すると、
・話がちゃんと伝わっていない
・理解も不十分なまま進んでしまう
そんなズレが、あっという間に大きくなっていく。
結果、普段からこんなことばかり考えて、
会話がずれていくことを感じる石橋は、端的な会話にどんどん懐疑的になります。
私は今、本当に同じ話をしているのか・・?
そう思うたびに、
「ちゃんと知る」「ちゃんと伝える」と努力が必要であると感じます。
時間を惜しまず、相手の話を最後まで聞くこと。
そして、自分の思いを丁寧に言葉にしていくこと。
それが大事なんだろうなぁ。
……とはいえ。
今まで直せなかったせっかち。
今日もきっと、せっかちは発動しているはず。
「効率」と「丁寧さ」のちょうどいいバランスを探す日々は、まだまだ続きそうです。
せっかちな人も、
せっかちでない人も、
ちょっとゆとりのありそうな1日くらいは
“少しだけゆっくり”話してみるのもいいかもしれないです。