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セル×旭小学校 〜子どもに伝えるキャリア(デザイナー編)〜

2025/05/08

セルインタラクティブ 大塚 未来

こんにちは。セルインタラクティブの大塚です。

横浜市立旭小学校とのマスコットキャラクターづくりのプロジェクトから、早くも1年が経ちました。(マスコットキャラクタープロジェクトの詳細は数編の記事にしています。こちらからご覧いただけます。)

アーツコミッションヨコハマさんに繋いでいただいたご縁は変わらず、今年も旭小学校の玉置先生からお声がけをいただきました。2年ぶりに子どもたちに会えるなんて、嬉しい!

 

 

 

 

今年の授業は、大人のこれまでの人生を知りキャリアを考える、というもの。

 

 

今年は「社会で活躍するいろんな大人たちの話を聞いて、子どもたちが人生を考える」という、多くの大人が「そんな授業、私も小学生のときに受けたかったよ〜!」と思わず漏らしてしまいそうな内容。私もこの話を聞いたとき、心の底からそう思いました。

 

これまで、元プロ野球選手のラミレスさんとか、ドックブリーダーの方とか、すでに様々な方が授業を行ったようで、すでに世界が広がっているだろう子どもたちに会うのがとっても楽しみでした。

 

ラミちゃん様のサインとツーショット

 

 

セルから、デザイナー視点の話を大塚・松田。そして、社長視点の話を岩谷から、それぞれ授業を行うことになりました。

 

 

 

セルの授業第1回目は、大塚と松田による授業

 

 

事前に玉置先生から、「仕事の内容よりも、これまでの人生の紆余曲折とか、どうしてその仕事を志したのかとか、そういうことを話てほしい」というようにお話をいただいていたので、自分の人生をすべて曝け出すつもりで(笑)、話す内容を検討しました。

 

また、前回のマスコットキャラクターづくりのプロジェクトを通して、「子どもが主体となり考える時間」が大事だということを実感していたので、クイズ形式も取り入れながら、楽しい時間になることを思い描いて構想を練りました。

※検討を重ねできた内容

 

 

将来の夢

 

子どもの頃、絵を描くことが好きだった。夢中になって白い紙を埋めるのは、キャラクターとか女の子とかで、将来はイラストレーターや漫画家になりたかった。今思うと、クリエイティブな仕事を知らなすぎて、お決まりのように「漫画家になりたい」と言ってただけだったなとも感じます。

そんな実体験があるからこそ、まずはクリエイター・デザイナーという仕事の幅広さから伝えたいと考えました。実際の仕事の事例を見せながら、ブランディングとか、イラストレーターとか、映像作家とか、UX/UIデザイナーとか、コピーライターとか、フォトグラファーとか…世の中にはたくさんのクリエイティブ職があることを伝えます。

 

 

子どもたちは、そんな仕事もあるのかと驚いてくれたようでした。

 

※実際の子供たちの感想

 

デザイナーの仕事

 

もう一つ伝えたかったのは、デザイナーは決して「デザインの仕事」だけをやっているわけではないということ。実際に制作したWebサイトを例にして、お客さんとたくさんコミュニケーションを取り、想いを汲み取り形にすることもデザインの実務と同じくらい大切ということを伝えました。

 

 

そしてデザインの前に、企画や構成を考えるというところにも、子供達は驚いていたようでした。また、モノづくりというのは、たくさんの人が関わって一つのものをつくるので、仲間の大切さも伝えました。

 

※実際の子供たちの感想

 

 

そして、それぞれの人生を語る

 

今回のメインのトークテーマ。我ながら、人生山あり谷ありだったなと思ってしまう!

松田も私も、挫折を乗り越えて今の仕事に就いていることを話しました。ここの話は子どもたちにどう映るんだろうかとちょっと心配でしたが、ここに対してもたくさんの感想をもらいました。

 

 

 

※実際の子供たちの感想

 

 

中休みを挟んで、後半戦へ

 

「なかやすみ」と言う言葉、小学校をだいぶ前に卒業した大人の皆さんには、懐かしく響きませんか?私も久々すぎて慣れない中休みという文化を楽しみました。

数分間の中休みも、子ども達は積極的に質問をしにきてくれました。なかには事前に質問を箇条書きで用意してくれていた子も。仕事ってぶっちゃけ大変なの?みたいな、本音を聞きに来る子もいて、面白かったです。

 

子どもたちと一緒に、あさひの丸を描いてみたり。

 

後半は、私たちの仕事に対するクイズ


後半は、クイズ形式で、「仕事で楽しいこと」「大変なこと」「大切にしていること」など、普段どんな思いで仕事をしているかを子どもたちに当ててもらいました。

 



選択肢に、絶対ありえないでしょ!と思えるハズレを入れてみたのですが、これが意外と大盛り上がりでした。

 

 

これを読んでいるみなさんも、ぜひどれが正解か考えてみてくださいね!

 

 

最後に、現在の夢や目標を語って終了

 

何歳になったって、夢や目標は持てる。むしろ、大人になってから持つ夢はもっと面白いこともある。それを伝えたくて、最後にあえて、目標を子どもたちに伝えることにしました。

 

 

 

 

給食もいただきました!

 

今回はみんなと一緒に給食をいただきました!久々にこんな大人数で食事をしたので、すごく賑やかで楽しかった!

 

 

 

授業を終えて

 

今回も、子どもたちから嬉しい感想文がたくさん届きました。これからのみんなの人生にとって、ちょっとでも支えとなりますように。

 

※実際の子供たちの感想

 

その後の授業で

 

嬉しいことに、なんと子どもたちが、私たちのプレゼンを見て「参考になる」と思ってくれたらしく、どうやったら私たちのようにプレゼンができるのかと、授業内容のまとめをしてくれたようでした。無意識にやっていることも、意識的にやっていることもあり、嬉し恥ずかしい!笑

 

 

次回は、岩谷の授業の様子をお届けします。

お楽しみに!

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