こんにちは!
菅野です。
上の写真は先日実家に戻った時に家へ持って帰ってきた図録の一つです。
今まで買ってきた図録を振り返ると、当時好きだったものを思い出し、興味が蘇ってきました。
私は舞台衣装やオートクチュールの衣服を観ることが好きでして、
今回は、今まで訪れた服飾系の展覧会で印象的だった3つの展覧会を振り返りたいと思います。
まず1つ目は、記憶に新しい
1.「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
東京都現代武術館 2022年12月21日- 2023年5月28日
こちらは今年5月末まで開催された皆さんご存知Diorの展覧会。
展示されている作品たちはもちろんとても素敵なのですが、
空間演出にもかなり力を入れており、
細部まで作品を見せるような展示もあるのですが、
敢えて作品を引きで空間全体で魅せる展示の仕方が体感的で面白かったです。
引用元:https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/dior-exhibition-tokyo
↑こちらは圧巻の作品数で背景には映像が流れており、後ろの壁も全面鏡で迫力も倍増&遠くても後ろのデザインが見れます。
引用元:https://i-voce.jp/feed/2315696/
↑日本庭園をイメージした空間の中に、各ブロックの作品たちとマッチする絵画が一緒に飾られていたりするのも素敵でした。
続きましてかなり遡り、2つ目は
2.「PARIS オートクチュール ─ 世界に一つだけの服」
三菱一号館美術館 2016年
こちらは様々なデザイナーのオートクチュールの作品を展示をしているのですが、
名だたるデザイナーたちの師弟関係がわかるオートクチュールメゾンの系譜図が展示されており、
デザイナー同士の繋がりの発見もあった展覧会でした。
また単純に展示されている作品らが個人的にとっても好きで、特にバレンシアガやグレが印象に残っています。
↑図録にも載っていたオートクチュールメゾンの系譜図
引用元:https://youtu.be/u1Dik-pTXXo?si=zVI98ordV_qSXQS6
最後3つ目は
3.「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」
国立新美術館 2014年
メルヘンで豪華な装飾のてんこもり!という印象だった気がします。
バレエの舞台衣装なのでその演目・役柄に合わせた衣装で
自由度の高いデザイン&手作業のとてつもない装飾を間近で鑑賞でき、今でも印象に残っています。
引用元:https://youtu.be/-5yvQQju1D4?si=cbAKX4mUGuPK7QJK
全て過去の展示で申し訳なかったのですが…
詳細はDior以外の2つは現在でも
こちらで紹介してくださっています。↓
アイエム[インターネットミュージアム]より
▼「PARIS オートクチュール ─ 世界に一つだけの服」
https://www.museum.or.jp/report/787
▼「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」
https://www.museum.or.jp/report/484
約過去10年を振り返り、展示の仕方も進化したりして、これからもまた展覧会に行くのが楽しみです!
現在開催している展示会ですと紹介した展覧会とだいぶ毛色が違いますが
「Perfume COSTUME MUSEUM」が気になります。
過去のPerfumeの衣装展は行ったことがあり、面白かったので
さらにパワーアップしているのではないかと思ったんですが、遠方で断念。。
気になる方がいらっしゃったらぜひ。
▼Perfume COSTUME MUSEUM 兵庫県立美術館