スタッフの木部です。最近気になるものはUK JAZZです。
きっかけはRHYMESTER宇多丸のラジオ、アフター6ジャンクションで、UK JAZZのコーナーがあったのですが、
そこから聴いたモーゼス・ボイドがとても良く。これJAZZか?という感じも含めUK JAZZを聴いております。
あと、装甲騎兵ボトムズを見始めました。(銀河 万丈さんの予告ナレが最高)
今日のテーマは、打って変わって、いつか息子と観たいなぁと思った映画。
”子供と観たい”基準ではないので、子供と一緒に観る映画の参考には全くなりません。
単なる映画の情報に、少しエピソードがのったら、違う見え方になるんじゃないかというブログでの試みです。
『台所のジャラジャラののれんでゲイリーオールドマン』
ー レオン
<kibeコメント>
この作品は内容というよりは、出会いという点で、自分が映画好きになるきっかけとなったもの。
小学生5年生くらいの頃でしょうか?当時田舎の小僧で、電車で小一時間かけて沼津まで行かないと映画館がありません。その日観るのは、レオン。ではなく、ジャンクロードヴァンダム主演「ストリートファイター」。なんとあのストⅡが映画に!?当時の木部少年はワクワクです。しかも大好きなユニヴァーサルソルジャーでも主演のジャンクロードヴァンダムがガイルを!?ちなみに、お気づきの方もいるか、このストリートファイターは超が着くほどの駄作です。当時の映画はシネコンがまだない時代。1つの部屋で同じ作品を上映でなく、時間により映画が変わるタイムスケジュールです。少し早めに着いたので、もう先に入ってしまおうと中へ(当時は入り口でチケット見せるだけで入ってもよかった。小学生なので映画モラルはない)。
そこで上映していたのがこのレオンなんですね。
もう終盤のマンションのクライマックスシーン。覆面の特殊部隊に対し一人で立ち向かってる。少女を逃し最後は・・・。
当時の私といえば小学生で見てた映画は、ランボー、ターミネーター、アダムスファミリー、バットマン、グーニーズ、ロボコップからゾンビコップ・・・アクションかコメディしか知らない子供です。そんな子に、演出やらシナリオ(主人公が勝たない)とか衝撃を受け、気づけば食い入るように見ていたんですね。その後のストⅡはク◯みたいな印象で、外のポスターのイメージを暗記して(英語が読めなかったので)、後日レンタルビデオ屋に行くたびに今か今かと探したものです。(当時は”ビデオ屋”という言い方。ネットもなくリリースタイミングや映画タイトルの調べ方すらわからなかった)
そんな、こんな映画もあるんだ!と、映画を好きになるきっかけになった思い入れのある作品です。
『ともだちの家でジェイソン観た後の真っ暗な帰り道はマジで怖ぇ』
ー 13日の金曜日
<kibeコメント>
ショッキングな映像とキャンプ場でS◯Xする若者がでてくるので子供向けではありません。これも出会いは小学生です。当時はTVの映画番組って3つくらいあったんですね。木曜洋画劇場、金曜ロードショー、日曜洋画劇場。で、近所の友人宅で遊んで夕飯もごちそうになったり、その流れで「うぉ今日ジェイソンじゃん!!」「見ようぜ!」と。自分怖いのあまり得意でない子で。俺いいわぁなんて言えませんから結局一緒に見るんです。でもその後、一人で田舎の暗い道を帰るのが尋常じゃなく怖いんですよ。
今の子はオカルト系なんて流行らないというか興醒めでしょう。ですが、当時はもう信じちゃうんですよ。ジェイソンも、エイリアンも、バタリアンも。”そこ”にいるんです。
ある意味の想像力や妄想力を培う、そんなスリリングな体験を我が子にもしてもらいたいななんて。
『ニーアム・リーソンが復讐おじさんになる前の作品』
ー シンドラーのリスト
<kibeコメント>
真面目路線に。3時間以上の全編モノクロの作品。監督はスティーヴン・スピルバーグ。第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人のホロコーストを題材とした作品。史実とは違うところもあるだろうし、これだけ観せても1つの側面だけなのですが、戦争とその歴史みたいのは少しでも知ってほしいなと。これはTVで観ました。すでに映画好きで地上波の映画は結構観てて、でもこれは偶然見始めたんですね。終わったあと感慨深かったのか、両親に「シンドラーのリストって知ってる?」と聞いたのを覚えています。人間としてのとても痛々しい歴史でもありますが、戦争をしらないし、歴史を直視しなかったり、史実も捻じ曲げられるだろう中で、ちょっとだけでも知るということをしてほしいなと。
Netfrix、アニメ、ドラマ、Youtube全盛期の楽しいエンタメ最強の今、3時間、暗いモノクロの映画に時間をさくのってなかなかできない体験ですが名作です。ちなみにエンドロールも15分くらいある。
『2人のエドワードがでてきます』
ー アメリカンヒストリーX
<kibeコメント>
これもナチス続きで思い出した作品。これは観たのは大学生か。エドワード・ノートンすごい好きなんですが、普段そんな役柄でないのにこの作品ではムッキムキです。スキンヘッド、胸に鉤十字入れたネオナチ(白人至上主義)のリーダー。弟役はエドワード・ファーロング。ご存じの方は多いか、ターミネーター2のジョン・コナー役の美少年です(今跡形もないおっさん)。
ストーリーは、ネオナチのリーダーでカリスマの兄貴、そしてその存在に憧れる弟。殺人で捕まって刑期を終えた兄は別人のように穏やかになっており、さまざまな葛藤の中、家族というつながりでいい方向に動き出すように見えたが。。。。というような現在も残る差別をテーマに描いた作品です。自分の息子が育っていくころには、今よりも外国の人も身近になると想像しています。日本て、あまり人種差別ないように思えるのですが、実は結構あふれてたりもして。人種差別の教えを説くなんて自分にはできないと思うのですが、その人の立場になることはできるひとであってほしいなと思っています。
非常にズシンとくる映画。
『タイムマシンとかロマンの塊でしょ?』
ー バック・トゥ・ザ・フューチャー Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
<kibeコメント>
気分を少し変えて、一番好きなシリーズといっても過言ではないバック・トゥ・ザ・フューチャー。あのテーマソング聞いただけでめっちゃワクワクする!最高。1985年の作品だけど、おそらく息子と観ても楽しめると思う。ⅠのラストからのⅡで伏線回収も、早く次観たい度高し。2020年、バック・トゥ・ザ・フューチャーフルオーケストラ生演奏コンサートの席とったけどコロナで延期に。35周年の気持ちを返せやコロナ。
“バック・トゥ・ザ・フューチャー”というネーミングもすごくいい。
ちなみに、ターミネーター2を観たかったのに、いとこにバック・トゥ・ザ・フューチャーⅢを観させられ、Ⅲ→Ⅰ→Ⅱと、ドラクエのようなシナリオ順になりました。
『windows95の時代にあのクオリティは異常』
ー トイ・ストーリー
<kibeコメント>
これは一番子供向けな作品でしょう。ノミネート理由はトイ・ストーリー全部観てないから。だから子供と一緒にはじめて観れるのが少し楽しみ。1995年にあの3Dをやってるのが今思うと信じられない。ちなみにレンダリング1ヶ月以上かかったらしい。。
子供作品でいうとドラえもんも見たりするけど、リブートされたので新鮮な気持ちになれない。。STAND BY MEは語るにも値しないし。
『クリスマスにクソッタレのテロリストを相手にするお話』
ー ダイハード
<kibeコメント>
野沢那智verのモノマネをしたいだけ。
まだ色々あるんでしょうが今日はここまで。
映画がきっかけで、言葉の鮮度や魅力がたもたれることがある。
2時間も時間をさくのが億劫になってきた今でも、私は映画が好きなようです。
それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら。