久しぶりの投稿。どーも、はっちゃんです。
「少年サッカーのコーチをはじめた」の投稿は2017年1月。
実はこの投稿、各方面から結構嬉しい反響を当時いただいておりまして。
いつかその後を書かなきゃなー、と思いつつも早くも2年弱。
今現在もひとまずはコーチを続けられています。
少年サッカーのコーチ役を通して、
いろいろ気づいたり思うことがあったので書いてみます。
まず少年サッカーのコーチは思っていた以上におもしろいですよ。
完全ボランティアということもあり、
いろんな立場やいろんな思考を持つ方と、ある意味フラットにお付き合いがあります。
コーチ同士はもちろん、親御さんもそれはそれはいろんな方が集まります。
気づいたんですが、仕事を通して出会う方って
意外とある一定のフィルターを通した方々なのですよね。
社内であれば、会社の考えに共感したり、面接というフィルターを通った人たち。
お取引のある方々も基本は会社というフィルターを介している。
少年サッカー団の場合も確かにフィルターはあるものの、
その網目はかなり粗い状態での集まりです。審査なんかありませんからね。
故にそれぞれ目的やモチベーションは、当たり前ですがバラバラです。
「それ、大変じゃん…」という意見もあるでしょう。いえいえ。そこにおもしろみがあります。
ここで弊社の業務の一例「コーポレートブランディング」を例に取ってみます。
「コーポレートブランディング(”経営”という言葉に置き換えてもいいかもしれません)」には
意識統一や共感という側面にある種のゴールがあります。
それが関係者には当たり前に周知されている状態と言ってもいいかもしれません。
かたや、少年サッカー団(正しくはコーチ&親御さん)はそのあたりカオスです。
いや、選手の成長を第一に考え実行されている少年サッカー団もありますよ。
もっと言えば、私が担当している少年サッカー団ももちろん考えていないわけじゃない。
コーチ、親御さんともに限られた時間の中、大変なご協力をいただいています。
でもなんていうか、その…あの…正直いうと…その「カオス感」が気持ちいい。。。
仕事からの反動なんでしょうか。
予想だにしない意見が聞こえてきたりすると新しい考え方を発見した気持ちになり、
「おほっ!そんな考え方もあるのか!」なんて声も一オクターブ上ずっちゃうのです。
だからコーチ中は新しい脳の領域をガバガバ開いている感じ→「カオス感」が気持ちいい!になったのでは、と自己分析しています。
他には「我が子以外もひっくるめて、子を育てる」という感覚は、今のこの時代にはなかなか貴重な体験だと思うし、
単純に我が子とも触れ合える時間を半強制的につくれるというのはなかなか良かったかなと。
まぁ、大変じゃないと言ったら嘘になりますがやったらやったでいろんな発見と喜びがあるものです。
あ、話は変わりますが最近スタッフ木部んところに、お子さんが生まれまして。(ベッキー、おめでとー)
彼、ちゃんと社内に宣言したんです。
「育児フォローに入るので、○時〜○時勤務にしばらくシフトチェンジします」と。
もうね、感動しましたよね。
コーチ始めるとき本ブログで宣言した身として、やっぱり「宣言をする」って大事さ実感してますよ。
覚悟が決まるというか、なんというか。ベッキー、今この時間を大切にね。
いろんな「両立」には、人の成長があるなと思う今日このごろ。
とある尊敬する方から頂いたありがたいお言葉を胸に、明日もクールに決めていこうと思います。
「任務は遂行する」「部下も守る」「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「幹部」のつらいところだな
ーーーブローノ・ブチャラティ