30名以上の社員とのワークショップを数ヶ月にわたりおこない、クライアントのプロジェクト委員ともワーショップの問いや設計を繰り返すうちに、FISの社員はMVVの向き合いを日常的にしており体感度も高く、“そもそもFISにとって必要なカルチャーブックとは何なのか？”という壁にあたります。セルディビジョンもFISの社員と向き合い、FISらしさを一緒に追体験していった結果、普段持たれている保険という堅い印象とは逆に、それを支えている『人たち』そのものが価値でありカルチャーではないか。そして、日々変化しつづける中の今を残すことに意味があるのではないかという結論に至ります。
FISのVISION「世界でいちばん人を想う」と向き合い、今をつづるリアルな声を集めたカルチャーブックができあがりました。これまで、いま、未来のパートに編集し、クリエイティブはFISのブランドカラーとこれからの成長からヒントを得た青い彗星をモチーフにしています。
ユニークなメンバーが集まり、それぞれがもつ価値観やサービスへの向き合い方も多様になってきた世の中に置いて、自分たちらしいカルチャーと対話するプロセス型のブランディングのかたちです。