きっかけ

元々「価値を見出すことが好きで、他業者との差別化を図るためにはアイデア、デザイン、ブランディングが必要」と考えていたという小川社長。
ブランディングデザインを通して面白いことをしている会社があることを知り、そこからセルディビジョンに興味を持ったと言います。
存在は知っていたものの直接の交流はなかったという弊社代表岩谷とはゴルフで知り合い、意気投合してコラボレーションがスタート。

目的

セルディビジョンに相談する前から、日頃から社内全員で自分達の商品をお客様にどう伝えていくか、どのような考え方を持って商品づくりしてお客様に満足していただくかと常に考え打合せをしていたリブレのスタッフ。
プロとしての発想、技術、考え方を重視し、商品の値段を上げる事無く、アイデア、工夫等に時間と労力をかける方向性を重視する中でどういうブランドづくりをすればいいのかを常々考えていたと言います。
セルディビジョンにそういった姿勢や思想を伝えている中で、"建売住宅のプロが作ったからこそこだわりを語れる"というコンセプトの建売住宅ブランド「CATAREL HOUSE」が誕生していきます。

結果

数々のディスカッションを経て誕生したCATAREL HOUSE。
セルディビジョンスタッフとブランディングを通して築いてきた価値観は、やがてリブレ社内の商品企画段階でも「これはCATAREL HOUSEとして語れるだろうか？」という価値基準が生まれてくるまでに。
社内でもより良いものを作ろうという精神も浸透し共通の価値観でCATAREL HOUSEというブランドづくりに取り組んだ結果、お客様にも伝わりやすくなっていきました。

企画

「暮らしの価値を提案する企業」としてコーポレートブランディングしているリブレ株式会社。
今までの分譲業者にはないアイデアで暮らしを豊かにする事はできないかと模索している中で「あんなことやりたいね」とか「こんなことをやったら面白そう」というフランクなアイデア出しの場として「おもしろ会議」という企画が最初に立ち上がりました。
この会議の中から生まれたのが、"家族をブランディングする"という新しい発想のコラボレーション企画「CATAREL TOWN」と「ファミリーネーム」。
これまでにセルディビジョンが培ってきたブランディングという概念を、家族という組織に持ち込んだらどんな化学変化が起こるだろう？という実験的な試みです。
受発注という関係性だけでは誕生し得なかった、プロフィットシェア型のプロジェクトとしてアイデアを形にすることで、リブレとセルディビジョンは一緒に新たなプロジェクトを作り上げていきます。

今後の展開

CATAREL HOUSEが誕生したことで、リブレでは連鎖的に「CATAREL PROJECT」としてオーダーメイドや中古再販などに派生し、"CATAREL"を旗印に事業展開していきます。

CATAREL HOUSE the vintageは中古再販。
ベルトコンベアーのように紋切り型の新築物件を建設するのではなく、その土地が何に最適なのか、すでに建物があるなら、その土地に立つ建物は何がベストなのか？を考えて、中古住宅を生かしていきたい。

CATARELオーダーは、 注文住宅とリフォーム。
注文住宅を建てて自分の夢を叶えるのはもちろんのこと。
お客様の安心を考えれば、建売分譲会社は家を売るだけでリフォームは別の会社にお願いするしかなかった今までの「当たり前」を壊し、建物は分譲会社がリフォームもアフターケアもすることが当然な世界にしていきたい。

暮らしに纏わる様々なことをサービスにしていくために、リブレとCATAREL HOUSEはますますの進化を遂げていきます。