会計事務所の法人化と社名変更のタイミングでリブランディング

税理士法人スーゴル

会計事務所の法人化と社名変更のタイミングでリブランディング

税理士法人スーゴル

創業昭和44年。成長を続けるスーゴルグループが セルディビジョンに2度目のブランディングを依頼。 それぞれのブランディング後の変化とは。

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2010年に初めのブランディングを実施、
その7年後にリブランディングのご相談。

01 きっかけ

東京・上野にある昭和44年創業のすばる会計事務所。2010年に、その初めてのブランディングをセルディビジョンが担当させて頂きました。森瀬代表は、理念やそれを表すビジュアルの必要性を感じており、ブランディング以前からその感覚を大切にしていらっしゃったそうです。そして初めのブランディングは自分の事務所や商品構成、強みを見つめ直すいい機会になったと言います。名刺はお客様との会話の糸口となり、パンフレットは営業ツールとして役立つなど、営業面でもブランディングの効果は大きかったそうです。その時点でのスタッフ数は20~30名程。その後2014年に、商品数増加等を機に営業用パンフレットの制作をご依頼いただくなど、継続的なお付き合いが続いていました。
そして2017年、法人化と社名変更のタイミングでリブランディングのご相談をいただきました。この時点でグループのスタッフ数は57名まで増えていました。

ブランディングに求めたものは
イメージの刷新

02 目的

すでにクレドを活用するなど、インナーブランディングも確立しており、社内の意識のまとまりはありました。リブランディングに求めるものは悩みの解決よりも、移転や法人化によるイメージの刷新にありました。会計事務所という従来のイメージから抜け出し、マネジメントができる人材向けに発信できるロゴやツール、コミュニケーションワードを作りたいと考えていました。ターゲットは人の定着性問題が出てくる目安とされる「3億の壁」を突破したい企業。これらの目標を元にリブランディングがスタートします。

きっかけ・目的

ヒアリングから
コミュニケーションワードのヒントを探る

03 進行中1

まずは幹部3名のヒアリングからはじまりました。森瀬代表が示した今後も変えることのない軸となる考えは、「みんなが幸せになること」でした。ヒアリングの中で、「soogol」とホワイトボードに書いた際、スペルに「円」が多いことにセルディビジョンのスタッフが気づきお伝えすると、「円(縁)という言葉、すごくいいね!」と代表が共感してくださり、これが後に決まるコミュニケーションワードのヒントとなりました。

コミュニケーションワードと
VIの完成

04 進行中2

ワークには幹部含め7名が参加しました。VIから進めたいというご意見もありましたが、軸となる言葉の明文化を先にするべきとご提案させて頂き、コミュニケーションワードからつくることになりました。それぞれから立場関係なく、自由に意見が飛び交いました。そして出来上がったのが、ヒアリングで共感いただいた「縁」を使った「すてきな未来と、いいご縁を」のコミュニケーションワードです。
この明文化の後、VIに進みます。コーポレートカラーの赤色は、今までの「一見クール、開けてみるとあたたかい」とイメージした深い青と黄から一変、赤をワンポイントで入れることになりました。熱い想いがなければ中小企業を支援できない、自分たちが持っているその情熱を表現したいとの想いからです。ロゴマークには、「急激な成長は組織が疲弊してしまう。無限の成長には7度くらいが無理なく続けられる成長角度である」という言葉から、7度の角度を使った案を提案し、気に入っていただきました。

きっかけ・目的

これまでは地固めの2年、
ここからが本当のスタート。

05 結果

リブランディングからの2年は、移転と同時進行で社内の組織体系を変革したことによる、仕組みや人事・教育体制等を整える内部の地固めの時期になったと言います。中途採用中心から新卒採用も開始し、3年間で離職率が大幅に低下、良い人材も育って来ているなど、人事部分でも手ごたえを感じています。入社した社員からは、入社前と後のギャップをほとんど感じないという声があるそうで、そこが離職率の低さに繋がっているのでは?と感じているとのこと。さらにチームが増えることで幹部が一気に増え、それに伴い事業部も2つ増えるなど事業が拡大し始めています。クレドも引き続き活用されており、毎日輪読し、迷った時にはクレドの行動指針に立ち返るよう幹部から社員に伝えているそうです。採用の基準にもなっており、これをつくったことで採用に対する社員の意識に変化が出てきたと振り返ります。

グループ全体での社員数は70名を超えました。地固めの2年が過ぎようとしており、ここからが本当のスタートだと言います。
2回の大きなターニングポイントに関わらせていただき、私たちもスーゴルさんのこれからの変化が非常に楽しみです!また数年後お話を伺わせて頂きたいと思います。

(写真:税理士法人スーゴル大西さん・森瀬代表と担当したセルディビジョンのブランディングチーム)

きっかけ・目的

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