CELL BLOG

2021.Jun.15

おかみーこと岡田(美)です。

去年自粛生活中にメダカを飼い始めたことをきっかけに火がついてしまい、自分の中で空前のアクアリウムブームが巻き起こっています…!

特にアクアリウム業界で「日淡」と呼ばれる日本に住んでいる生き物や水草を育てている水槽は、まるで近所から川を切り取ってきたような、家の中に川が流れているような気分になれるのでとっても気に入っています。

今日は水槽の生き物達の中でも私が最近ハマっている、ちょっとマニアック(?)な我が家の貝達の紹介をしようと思います。



一番好きなのはヒメタニシという貝。
写真はうちで生まれた、こどもヒメタニシです。
生まれたばかりの赤ちゃんの肌がスベスベなように、殻がツヤツヤしていて綺麗です。



最初に買ってきたおばあちゃんタニシは貫禄があります。



手(?)で細い葉っぱを持って、長い口で器用にコケを食べているところ


バランスをとりながらアクロバティックなポーズをしているところ。


タニシは見た目はどこにでもいる普通の地味な巻き貝に見えますが、
自分で移動できて、二枚貝のように水中を濾過できる能力を持つ種類は実は貝の中でも極少数なんだそうです。
苔が生えた水草も、水草ごと食べるようなことはせず苔だけを丁寧に取り除いてメンテナンスしてくれます。
ビジネスマンでいえば、業務システムの保守運営もできて、自分で営業にも出かけられるタイプです。






お次はシマカノコガイ。
細かな縞々模様がさらに渦巻いていて存在感があり、水槽内を華やかにしてくれます。
美しいだけのビジュアル要員かと思いきや、壁についた苔を隅々まで食べてくれるので、オフィスを常にきちんと整えてくれる頼もしいマドンナ的存在です。





次は最近仲間入りした淡水しじみ。
味噌汁に入っているのはヤマトシジミという黒い種類ですが、うちで飼い始めたのはマシジミという真水で飼える種類。食べれなくはないが美味しくないそうです。

一番の特徴は水質浄化作用で、放っておくと苔だらけでどんより澱みがちな水槽内の不純物を濾して、クリアでピカピカの水を保ってくれます。

ただ、基本的に砂に潜ってしまうので、飼っていてもどこにいるのかよくわかりません。
社内ではムードメーカーだけど極度のあがり症で前に出たがらないスタッフという感じでしょうか。


てへぺろしているところ


隠れてスーハー呼吸しているところ



二枚貝は巻貝に比べて動き回ってエサを取りに行くことができない分、水槽での飼育難易度がが一気に上がるそう。
せっかく飼ったからには長く一緒に過ごせるよう、研究しようと思います。


他にも貝なのに走るようなスピードで移動するフネアマガイや、時々あくびをしているイシガイなど、貝の観察は個性豊かで飽きません…!

まさか自分がペットに貝を飼うようになるとは思いもしなかったので、楽しいです。




おかみーがブログを連載させていただいているCATAREL HOUSEのブログにもアクアリウムブームが反映されていますので、時々チェックしてもらえたら嬉しいです♩



ちなみに道具や水草を購入する際によくお世話になっているのは、平沼橋にある「Water house N-3」というアクアリウムショップです。
セルディビジョンから徒歩10分ほどで着くので、頑張れば休憩時間に行けます。



初心者が生き物によくない添加物を入れようとしたり、あっても意味のない道具を購入しようとすると止めてくれる良心的なご夫婦によって運営されているので、アクアリウムを始めたばかりの人でも安心です。
お近くの方は行ってみてくださいね!