2020.Dec.10
こんにちは!しげること田中です。
久々のブログ投稿となりましたが、みなさん年末年始体調いかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナ禍の影響を受け、弊社もリモートを取り入れたりと、新しい生活様式を取り入れざるを得ない1年に、
慌てふためく場面もありましたが、無事に1年間を終えようとしています。
そんな1年間を振り返る中で、私個人としては、藤井聡太氏の活躍によって将棋のブームが訪れたことがとても印象的でありました。
家にいることも多かった私ですが、今年は特に趣味の一つである将棋をオンライン対戦で楽しむことも多かったです。
プロ棋士YouTuberも多数増え、コロナによる自粛期間に将棋チャンネルをみた人も多かったのではないでしょうか。
今回ですが、将棋の中でも重要な「囲い」。今回は、「美しい囲い」を3選ご紹介します。
美濃囲いは、初心者からプロ棋士までよく指されるとても有能な囲いです。
特徴としては、横からの攻めを、金2枚+銀で守り、玉までの道のりが長いことにより防御力に優れた囲いであります。
この囲いをマスターしてから、私も将棋の棋力が高まったことを実感しました。
美濃囲いの発展系である高美濃囲いです。私はこの形が一番美しいと思います。
美濃囲いに比べ、桂馬が3七の位置に上ることにより、攻めの形も共存した緊張感のある形です。
相手が居飛車であるかどうかを読みながら、囲いを発展させていきます。
最後に銀冠です。銀冠とは、その名の通り玉頭に銀将が位置するかたちです。
この形は、美濃囲いに比べ、横からの攻めに弱くなる一方、上からの攻めにとても強い防御力を発揮します。
プロの間でも「銀冠は勝ちやすい」と言われるほど、囲いの中でも有能なかたちです。
しかしながら、桂馬が剥がされるといっきに弱くなる囲いでもありますから、
指し回しには気を配りながら、相手に取られては困る駒を守りつつ、攻めていかなければなりませんね。
今回は、基本的な囲いを3選ご紹介しましたが、将棋の囲いはまだまだ無数に存在しています。
また面白いなと思うのが、2010年以降にAIが指す囲いを、プロ棋士が真似をした新しい囲いや戦略が発展しています。
(例:elmo囲い、ボナンザ囲い)
平安時代から日本で愛されている将棋が令和の現在も発展し続けているのは、
とてもロマンティックですよね。
次の投稿では、攻めの形を特集していこうと思います!