CELL BLOG

言葉のないコミュニケーション

2019.Jul.18

こんにちは、馬場です。

約1年前に「植物を育て始めました」とブログに書いておりましたが、今も引き続き育てております。

「チランジア(通称エアプランツ)」を手始めに育て始め、今では土に植わっている植物にもちょこちょこ手を出しています。

私の育てている植物は成長の遅い・変化の少ない植物が多いので、最初は「反応がないな〜」と思っていました。

でも、日々観察していると色々気づくことがあります。

 

例えば、チランジア。

チランジアはエアプランツと呼ばれるだけあり土がなくても育つのですが、きちんと根を出させ木などに活着させた方がより元気に育ちます。

購入時は根が生えていないものもあるのですが、ある時「あぁああ!根っこが生えた!」という瞬間が。

すかさず流木にくっつけると、根っこが・・・

流木に向かって伸び、くっつくんですね〜。なんと可愛い。

無事に流木に活着したおかげか、今もすくすくと大きく成長しております。

 

別のチランジアですが、1年ほど前いい感じに(自負)流木にくっつけて会社で育てていたのですが「変化しないな〜」と思っていました。

ところが!ゴールデンウィーク前のある日気づくと葉が赤くなってきています。

これは開花の兆候?!と思いつつゴールデンウィーク明けに出社してみると・・・

見事に開花!!(というか、お休みが長くてすでに萎れ始めている)

そして今では、子株ができています。

 

会社ではチランジアの他に、ウェンディさんからもらった実生株(種から育てた株)の「パキポディウム・イノピナーツム」も育て始めました。

もらった時は小さくてヒョロッとしていて、きちんと育つか心配でした。

でも、触ったり土の状態を見ながら水あげのタイミングや日当たりを考えて育てていると、見る見るハリのあるボディに!

青々した葉っぱもたくさん生え、ぷっくりボディの良い状態に育っています。

 

植物は、人や動物のように言葉や動きがないので一目で理解することは難しいです。

また、植物の方からアクションすることもほぼありません。

でも相手(植物)のことを考えてこちらが行動することでのリアクションはあります。

理解するためによく見て、サインを見逃さず、良いと思うアクションを起こす。そこでまたリアクションがある。植物を育てているとその繰り返しです。

植物を見ていると、日常のコミュニケーションでももっと非言語のコミュニケーション(表情を読む、空気を読む、背景を考えるなど)を大事にしたいなと思います。

植物から学ぶことも多いなと感じる今日この頃です。

 

最近可愛がっている子たちです。

左から、「リトープス・麗虹玉(れいこうぎょく)」「パキポディウム・イノピナーツム」「オトンナ・シクロフィラ」。