2016.Dec.08
こんにちは。スタッフが続々と増え、さらに古株感が増してきた岡野です。
今回は、我が家に所蔵している多肉植物を紹介している本の中でも
結構レアそうな感じの古本をご紹介したいと思います。
子供ができ、最近はあまり多肉にかかりきりになれず、
俄か多肉好きくらいの種類と量しか栽培できておりませんが...
実は、まだ多肉植物ブームが起きる前から、かれこれ15年ほど多肉を愛でております。
1冊目(左)はこちら。
CACTI & their cultivation
1971年発行
これは12・3年前に、多肉植物協会の温室見学ツアーで福島の多肉温室に行った時に、
千葉に移転するというので、古書の在庫整理をしているところに出会いました。
もともとこの本を持っていた温室のおじさんは相当の多肉マニアだった...
主に種類の紹介と簡単な育て方の解説が書いてあります。
英語なのでもちろん参考にできていません。笑
2冊目(右)はこちら
CACTI AND SUCCULENTS
1963年発行
こちらも上記と同じ入手先。
もともとは多分カバーがついていたと思うのですが、中身だけ。
布製本なのですが、シルクスクリーンで印刷されたっぽい表紙のイラストがかなりいけてる。
3冊目(左)はこちら
GROW CACTI
1955年発行
入手先同上。
かなり古い本ですが、詳しく土の配合とか容れ物の作り方から育て方まで載っています。
タイトルのフォントがたまらんですな。
4冊目(右)はこちら
OUR NATIVE CACTI
なんと1931年発行
入手先同上。
広く浅めにサボテンについての記述がなされております。
しかし1930年代の本なのに、現代はやっているような多肉とサボテンの寄せ植えの写真が載っていたりと
結構おしゃれな内容!
そしてラストはこちら
シャボテン
昭和35年発行
左がカバー、右が本です。
日本のどこかの古本屋さんで偶然発見。
なんたるインパクト!
みなぎるシャボテン愛!
大好きです。この感じ。ほんっとうにサボテンと多肉植物が好きな方が作ったんでしょうね...
当時日本において流通している多肉植物が図鑑的に紹介されています。あとは育て方。
ちなみにそれぞれの中身はこんな感じです。
70年以上も前から、世界に多肉植物をこよなく愛する人がいたと思うと、
さらに多肉達が愛おしくなりますね...
今回この記事を書いて、改めて気持ちを新たにしなければと心から思いました。
いまある多肉をちゃんと面倒みて、ブログでいつか紹介できるようにします!
※4年前マダガスカル島で出会った、大好きな多肉(パキポディウム)との2ショット。