2018.Aug.06
こんにちは、馬場です。
最近、今更ですがチランジア(エアプランツ)を育て始めました。
きっかけはコレです。
こちらも今更ですが、やっと読む機会ができたのでナウシカの原作、全巻読みました。
(セルディビジョン文庫にあるウェンディさんの本です。セルディビジョン文庫が気になる方はスタッフまで。)
私は元々動物と昆虫は好きなのですが、植物はあんまり。。
このナウシカの原作ですが、内容は簡単に説明できないので割愛しますが、植物がたくさん出てきます。
今まで感覚的に植物が「生き物」という感覚があまりなかったのですが
ナウシカの中では「生き物」感が半端なく。
ストーリーとは別で「植物も意外と面白いのかも」と急に興味が湧いてきました。
ただし、面倒なものは育てたくないし育てる技術もないし。
土があるとコバエ湧くし嫌だな〜と思っていたところに「チランジア」です。
まず、会社で育てようと2種類購入。
今日のデスクのチランジアたちです(育て始めて1ヶ月半)。
左が「ストレプトフィラ」右が「ハリシー」という種類です。
土日明けでちょっと乾燥気味のようで、左のやつは葉っぱがクルクルしてますねー。今夜お水をあげないと。
チランジアとは、中南米を中心にインド諸島に自生する植物で、ブロメリア科チランジア属の総称とのこと。
自然界では木やサボテン、岩などに着生をして自生しています。
土からではなく、空気中から水分(雨や霧など)を摂取するので、気候や種類に合わせて時々霧吹きでお水をあげれば大丈夫。
また、日当たりと風通しを好むとのことなので室内の窓辺などで吊るしてもOK。
こんな風に。
そう。家でも育て始めてしまいました。
上から、「テクトラム」「イオナンタフエゴ」「カプトメドゥーサエ」「イオナンタルブラ」。
チランジアには大きく分けて、葉がシルバーグリーンの「銀葉種(ぎんようしゅ)」と緑色の「緑葉種(りょくようしゅ)」の2種類があります。
銀葉種は、葉の表面を「トリコーム」と言われる無数の白銀色の毛に覆われています。
このトリコームがあることで少ない水分も吸収できるそう。だから銀葉種は乾燥に強い。
緑葉種はトリコームが少ないのでお水を好みます。トリコームが少ないから緑色に見えるのですね。
育て始めてまだ間もないですが、種類によって個性を感じます。
色や形を見たり、触って水分の状態を確認したりしながら「こいつはこれくらいの頻度でお水をあげるといいかな」とか「もう少し日光が必要かな」とか考えながら育てていると、生き物を育てている感じがします。
元の育った環境を想像しながら、置き場所を変えたり育て方を変えたり試行錯誤するのも楽しいです。
早く花が咲いたり子株が出来たりしないかな〜と大事に育てています。