2013.Aug.21
郡上の〜八幡出て行く時は〜 雨も降らぬに〜袖しぼる~
どうも、しみっちゃんです。
いや〜、夏ですね。。 僕は夏休みに郡上八幡(岐阜県)に行ってきました。
冒頭の句は、この町で開かれる祭りのうたい文句です。
今でいうキャッチコピーというやつでしょうか。
ここに一度立ち寄るとを踏み入れると踊りまくるので、
着物の袖をしぼるくらい汗をかくっていう粋なコピーですね。
郡上では夏にこの祭りが開催されるのですが、 これが半端なく規模がでかい。。
毎年7月中頃から9月の頭の32日間、毎夜開催されているのです!
長い。。。
特に お盆の8月中旬の3日間は、「徹夜踊り」といって徹夜で踊り明かすのです。
日本の3大盆踊りにも指定されていて、歴史も古く約400年間続いているらしいです。
いや〜半端ない。。
僕も去年、この祭りに行ってすっかりハマってしまい、今年は2回目の体験です。
この町の人々はこの踊りが好きなので、みんなが踊れる事はもちろん、
さらに発展させて微妙に崩したり、アレンジを加えたり各々が独自の踊り方を見つけて行くんですね。
いや、マジ文化レベルが高過ぎます。。
特に若い人たちは本当に踊りが上手く、
下駄のならし方(下駄を打楽器のように打ち付けながら踊る)もとてもキレイで、
ささ〜っと、歩幅をかせいで通りすぎていくその姿の華麗なこと。。
踊りのプロも素人もここでは関係ない。
祭りで出会った日舞をやってる人も、「なんかこの踊り何かが凄い」って
強烈なインパクトを受けてたみたいです。
きっと400年前からそうだったのでしょう。
もともと農民や武士、身分関係なく踊りまくり共に楽しみ、感化し合う祭りですから。。
華麗に、目を惹く踊りが出来ればスターなのです。
まるでブラジルのカーニバルのような世界が、日本のこの町でリアルに息づいていました。
いや〜、ホント素晴らしい夏の思い出でした〜。
あぁ〜、袖しぼったわ〜。。