2014.Apr.01
先日のインタビューで、ディア・ドクターという映画の話をしていたんですが、
"その映画を通して、何を考えたか"というところを
上手くお話できなくて、
あの時どう考えていたんだっけ?
と、トイレで考えていました。
そこで、少し頭の中が整理できて
言いたかったことが見えてきたので
今日はそのことについて、書きたいと思います。
映画を観ていなくて、これから観る予定の方は
内容がわかってしまうので
ここからは読まない方が良いかもしれません。
村でみんなから尊敬され、みんなに好かれる医者だった鶴瓶さんが、
実は医者ではなかった...ということについて...
村の人たちに嘘をついていたのだから、
それは良いことではないと思うのだけど
その嘘に安心して暮らしていたり、最期を迎えられるのなら
それは罪ではないのかもしれない...と思うのです。
そしてデザイナーは、もともと免許なんてものがないんだから
どれだけ安心してもらうか、どれだけ信頼してもらえるかが
大切なのではないかなと思います。
それは、デザインの質であったり、豊富な知識と情報だったり、
何気ないひとことであったりすると思います。
嘘はよくありませんが、時には大きなことも言って
背中を押したり、安心させてあげることが
デザイナーの使命なのではないかな...と思っています。
また、上手く伝えることはできませんでしたが
あの映画を観て思ったことはこんなことでした。
ちょっとすっきり☀
こう考えていても、
わたしは、まだまだ鶴瓶さんのようにはなれていないので
精進していきたいと思います。
それでは、また!