法人10周年の節目の年となりましたので、
新たな気持ちでCEOブログを再開をいたします。
今回は「良いディレクターに必要な10の力」をお届けします。
デイレクターとは「ディレクション」をメインにする人。
デザイナーとは「デザイン」をメインにする人。
簡単にお伝えすると、こんな感じ。
ディレクターはデザインしないの?
あるいは、デザイナーはディレクションしないの?
と質問されることが多々ありますが、
ディレクターもデザインするし、
デザイナーもディレクションします。
つまり、どちらがメインか。
割合が8:2なのか2:8なのかの違いですね。
最近、ディレクターには適正が必要だと感じています。
デザイナーよりもディレクターというポジションの方が能力を発揮する人もいるということ。
その逆もまた同じくです。
では、そもそも「ディレクションって何?」という方も
多いかもしれませんので、すごく簡単にお答えします。
お客様とデザイナー、あるいは外部パートナーの方との
間に入ってやり取りをスムーズに進める進行役。
そして、社内の管理者といったところでしょうか。
間に入ることで、進行を妨げるディレクターがたまにいますが、
私からすれば論外です。。。
それなら、ディレクターはいない方が良い。
お客さんとの間に入る人が増えれば増える程、やりとりはごちゃごちゃします。
伝言ゲームをイメージしてください。
2人なら大概のことは伝わりますが、
4、5人いると、途中で伝えたいことが変わってしまいますよね。
そうならないように、
弊社ではディレクターとデザイナーの2人チームで直接お客様と対話をするスタイルにしています。
では、本題のディレクターはどんなスキルが必要なのか?
人の話をしっかり聞くことができて、会話を弾ませることができる。
その場ですぐに企画やアイデアを出せる。
あるいは、すぐに相手と仲良くなれる。
大勢の方々の前でも話すことが出来る。
時には、違うことは違うと言える。
強いリーダシップを持って引っ張ることが出来る。
ディレクターは、様々な経験がないとできない難しい職種です。
そこで今回は、私が考える「良いディレクターに必要な10の力」を記します。
1、人間力 相手から好かれる力。信頼される力。
信頼されないと仕事が円滑に進みませんよね。
2、理解力 相手が何を望んでいて、どうして欲しいかを理解する力。
相手が何を言っているのかわからなければ、人に伝えられませんよね。
3、共感力 相手が言っていることを噛み砕いて、確認する力。
相手の話を100%理解しているか確認してみてください。
間違って捉えていることもありますから。
4、伝達力 自分なりにわかりやすくまとめて話せる力。
余分な話を削ぎ落して、重要な内容を的確に伝えることをしましょう。
5、アイデア力 多くの引き出しを持ちその場でのアイデアをすぐ出せる力。
幅広い知識を持っていないとむずかしいかな。
6、管理力 クオリティの管理やチェックをする力。
デザインに正解はないため、自分の中で基準を持たなければなりません。
また、修正を伝える際にも、分かりやすい指摘ができるといいですね。
7、育成力 部下を成長させることが出来る力。
部下を褒めたり、叱ったりすることで、部下の成長をサポートしましょう。
8、数字力 売上・コスト・数値達成までの道のりを描ける力。
案件の進行管理だけでなく、管理者としても仕事をする必要があります。
9、営業力 相手が、あなたから欲しいと思ってもらえる力。
あなたに魅力がないとそうなりませんよね。
10、経営力 会社と自分は一緒として捉えて考えられる力。
ディレクターは、自由と責任が与えられるため高い意識が求められます。
これらの力を持ち合わせていることが、一人前のディレクターとしての基準です。
もちろん上記の項目はディレクターに限った能力ではありませんが、
自己成長の一つの指針として、考えてみてはいかがでしょう。